失敗しないキッチン収納*食器棚編【2】機能性と地震対策

*上の段は必ず引き戸のものを

前回の記事 >>> 失敗しないキッチン収納*食器棚編【1】 前回、狭い家では食器棚ではなくキッチンボードを選ぶようにお勧めしましたが、今回はどんなキッチンボードを選べばよいのかを書いてみたいと思います。最近のお手頃価格のマンションや一戸建てに設置されている一般的なキッチンは、「対面型」といって、シンク、作業台、コンロの向かい側に食器棚、冷蔵庫の置き場があるタイプのものです。 shokkidana03-taimen  ごらんのように、真ん中の通路を挟んで、食器棚とシンクやガス代が向かい合うスタイルです。特にこのようなスタイルのキッチンの場合は、目の高さより上の扉が、開き戸ではなく、引き戸であるタイプの棚をおすすめします。 食器棚-開き戸  開き戸は地震が起きた場合に、振動で扉が開いて食器が落ちてしまいます。また、通路の狭い対面型キッチンですと、扉を開けた時に圧迫感があり、なおかつ、何かを取り出しながら調理しているときなどは、一旦、扉を閉めてからでないと通路を通れず不便です。2人以上でキッチンに立つときも、開き戸ですと、扉を開けた時に通路をふさいでしまいスムーズな移動の妨げになります。 食器棚-引き戸 引き戸の食器棚は、地震対策にもなり、省スペースにもなります。

*下の段は必ず引き出しのものを

食器棚-引き出し  腰の高さより下の収納は、絶対に引き出し式を選んでください。開き戸ですと奥のほうのものが取り出しにくく、奥のほうのものを取るためには、手前に置いてあるものを出してから取らなければいけなくなります。出し入れが面倒なので頻繁に出し入れしなくなったり、もともと、あまり使っていないものを収納するようになり、最終的に何が入っているかも忘れてしまい、使い忘れロスや、不必要なキッチン雑貨のため込みの原因になってしまいます。逆に、引き出し式の収納ですと、奥のほうまで見えやすく取り出しやすいので、開けた瞬間に、何がどこにあるのか、一目で分かるので食材ロスや探し物を無くし、常に整理整頓された状態を保てます。

*下の段の引き出しは必ずスライドレールのついたものを

 引き出し式の収納を買うときに注意していただきたいのは、必ず「スライドレール」のついたものを買うということです。これは、食器棚に限らず、チェストなど洋服を入れる引き出しなども同じです。 食器棚-スライドレール  こちらが、スライドレールのついた引き出しです。このレールのついていない引き出しは、引き出しを奥まで引くと傾いてしまったり、抜け落ちてしまったりします。ですが、このスライドレールがついている引き出しは、最後まで引き出しても、傾かず抜け落ちないのでデットスペースになりがちな引き出しの奥のほうまで有効に使うことができます。奥のほうに普段使いの物を入れても取り出しやすいのでとても便利です。

*耐震グッズやスライドレールはDIYで後付けできます

地震が起こると揺れを感知して扉をロックし、揺れが収まるとロックが自動で解除される優れもの。 扉の開閉をしないときに、フックを引っかけて扉が開かないようにする原始的でシンプルな構造。 引き出しに設置するスライドレールは長さや性能をしっかり調べてから購入しましょう。